子豚の嫁探し

3ヶ月毎に嫁を探す豚野郎です。

ラブライブ!における3DCGと作画

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ラブライブ!』良いですね。正直に言いますと、最初は「アイマスの二番煎じ乙」とか思っていました。しかしそもそも土俵が違っています。アイマス(ここではアニマスの話だけど)はアイドルからトップアイドルを目指す物語。ラブライブは一般人が学園アイドルを目指す物語。根本はアイドルとは何か、で一致していて双方ともアイドルの苦悩の日々を描いているわけで同じだとは思いますが、それがないと物語として成立しないので意味が無いでしょう。言ってしまえばスポ根的なものではあると思います。

そんなラブライブですが、OPから3DCG全開です。3DCGはアニメファンの中でも賛否両論があるネタですが、本作における3DCGを考察していきたいと思います。

3DCGと作画の制作過程における違いとは、やはりコスト面です。3DCGはモデルさえできてしまえばそれでほぼ完成なわけで、ダンス描写や背景や街中に配置されるモブキャラ等には最適でしょう。一方で、芝居等の細かな描写においてはそれぞれにモデルを作成しなければならないのでコストが加算されてしまいますし、作画の良さが十二分に発揮される分野でもあるのでなかなか難しいところかと。

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上が3DCG、下が作画。後者の表情の豊かさは言わずもがな。しかし数年前までの3DCGからは格段に進歩していると思う。決して悪くない。

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上が3DCG、下が作画。作画におけるパステル調な色彩が良い味を出していて、上下を見比べると若干違和感を感じる。でもそれに負けじと3DCGも細かな描写を再現している。

3DCGには3DCGの良さ、作画には作画の良さがあります。お互いに良いところを補い合いながらより良いアニメーションが制作されていくことを願っています。

頑張れ3DCGモデラー、頑張れアニメーター。このブログは全力でアニメ業界全体を応援します。